『脳神経外科』 わき汗治療(腋窩多汗症)
- 4月14日
- 読了時間: 3分
更新日:5月14日


この記事でわかること
腋窩多汗症とは何か
なぜワキ汗が多くなるのか
保険適用の治療薬(ラピフォート・エクロック)
副作用と安全性
受診の目安
結論:ワキ汗は「体質」ではなく治療できる病気です
わき汗で悩んでいる方の多くは、「仕方ない」と諦めています。
しかし現在は、保険で改善できる治療法があります。
原発性腋窩多汗症とは?

明らかな原因がないにも関わらず、日常生活に支障が出るほど脇汗が多い状態をいいます。
特徴
日本人の約20人に1人
思春期頃から発症
緊張・ストレスで悪化
汗腺の異常ではなく神経の過敏反応
ワキ汗が増える原因
脇にはエクリン汗腺が多く、交感神経の刺激で発汗が促進されます。
つまり「神経のスイッチが入りやすい状態」=多汗症
さらに「汗を気にする → 緊張 → 汗が増える」という悪循環に陥ります
生活への影響
よくある悩み
シャツの汗ジミが目立つ
グレーの服が着られない
腕を上げるのが怖い
人前で緊張して悪化
においへの不安
社会生活・仕事・恋愛にも影響する重要な問題です
保険で治療できる|外用薬治療
① ラピフォートワイプ
特徴
有効成分:グリコピロニウムトシル酸塩水和物
神経からの発汗指令をブロック
保険適用あり
使い方
1日1回
不織布で左右の腋窩に塗布
継続で効果安定
② エクロックゲル

特徴
ゲルタイプの外用薬
専用アプリケーターで直接塗布
手に触れないため
目への薬剤移行リスクを低減
どちらを選ぶべき?
薬剤 | 特徴 |
ラピフォート | シートタイプで簡単・広範囲に塗れる |
エクロック | 手に触れず安全性が高い |
患者さんの生活スタイルで選択可能
副作用について
主な副作用(抗コリン作用)
皮膚のかゆみ・赤み
乾燥
口の渇き
まれに目の違和感
正しく使用すれば安全にコントロール可能です
こんな方はご相談ください
ワキ汗で服選びに困る
汗ジミが気になって仕事に集中できない
市販の制汗剤で効果が不十分
人前で緊張すると汗が止まらない
保険治療で改善できる可能性があります
当院の強み
保険診療で対応
軽症〜重症まで治療可能
自律神経・神経学的視点で診断
手掌多汗症など他部位も同時評価
まとめ
✔ ワキ汗は珍しくない(20人に1人)✔ 神経の過敏が原因✔ 放置すると生活の質が低下✔ 保険で治療可能
悩み続ける必要はありません
監修医師

医師監修
市村 真也(いちむら しんや)
日本とドイツの医師免許を持つ脳神経外科医医療法人慶真会
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科 理事長川崎中央クリニック 院長
開成高校卒・
慶應義塾大学医学部卒脳神経外科専門医・
医学博士月9ドラマ「ヤンドク!」
脳外科医療指導テレビ出演多数
【保有資格・所属学会】
日本脳神経外科学会専門医日本脳卒中学会専門医脊椎脊髄外科専門医
日本脊髄外科学会認定医日本がん治療認定医
日本神経内視鏡学会技術認定医日本医師会認定産業医
日本医師会認定健康スポーツ医
ドイツ医師資格ドイツ脳神経外科学会正会員
ヨーロッパ脳神経外科学会正会員
クリニック情報
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
TEL:045-620-2610
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)
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