血尿とは?原因・危険なサイン・検査内容を泌尿器科専門医が解説【横浜フロント脳神経・泌尿器科副院長小林医師監修】
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「尿が赤い」「ピンク色になった」「健康診断で血尿を指摘された」このような症状がある場合、それは血尿(けつにょう)の可能性があります。
血尿は一時的なものもありますが、膀胱がん・腎臓がんなど重大な疾患の初期サインであることもあるため注意が必要です。
この記事でわかること
血尿の種類(見える・見えない)
主な原因と病気
見逃してはいけない危険なサイン
必要な検査内容
受診の目安
結論:血尿は「一度でも出たら必ず検査」が原則
血尿は軽い炎症でも起こりますが、
がんの初期症状として出ることがある唯一のサイン
です。
特に以下に当てはまる場合は注意が必要です:
痛みのない血尿
繰り返す血尿
40歳以上
喫煙歴がある
無症状の血尿ほど危険なことがあります
血尿とは?
血尿とは、尿に血液が混ざった状態を指します。
血尿の2つのタイプ
① 肉眼的血尿

尿が赤・ピンク・茶色になる
自分でも気づく
緊急性が高いケースあり
② 顕微鏡的血尿
見た目は正常
健康診断や尿検査で発見
無症状でも精査が必要
血尿の主な原因
血尿の原因は幅広く、軽症から重篤な疾患まで含まれます。
① 炎症・感染(最も多い)
膀胱炎(特に女性)
腎盂腎炎
排尿痛・頻尿・発熱を伴うことが多い
② 尿路結石

腎臓・尿管・膀胱に結石ができる
尿路が傷つき血尿
特徴
激しい腰痛(疝痛)
吐き気・冷や汗
③ 悪性腫瘍(最重要)

膀胱がん
腎がん
尿管がん
特に注意すべき特徴
痛みがない
突然出る
繰り返す
「痛くない血尿=がんの可能性」
④ 自己免疫性疾患
IgA腎症
各種腎炎
若年者でも起こる
⑤ 全身性疾患・薬剤
抗凝固薬
血液疾患
⑥ 外傷
転倒
交通事故
スポーツ
⑦ 運動誘発性血尿
激しい運動後に一時的に出現
通常は自然消失
必要な検査
血尿がある場合は、原因を特定するために検査が重要です。
主な検査
尿検査(顕微鏡)
超音波検査
CT検査
膀胱鏡検査
特に膀胱がんの診断には膀胱鏡が重要
すぐ受診すべき症状
以下がある場合は早急に受診してください。
血尿が見える
痛みのない血尿
血尿が続く・繰り返す
発熱を伴う
腰痛がある
40歳以上で初めての血尿
当院の血尿診療
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科では、
尿検査
超音波
CT
膀胱鏡
を組み合わせ、早期診断・早期治療を行います。
血尿は「早く見つけるほど治療成績が良い」症状です
よくある質問(FAQ)
血尿は自然に治りますか?
一時的な場合もありますが、原因精査が必要です。
痛みがない血尿は大丈夫?
最も注意が必要なパターンです。
一度だけでも受診必要?
はい。1回でも検査が推奨されます。
若い人でもがんになりますか?
頻度は低いですがゼロではありません。
血尿でお悩みの方へ
血尿は「放置してはいけない症状」です。
見た目で分かる血尿
健診で指摘された血尿
どちらも必ず検査が必要です。
監修者情報
小林 良祐(こばやし りょうすけ)横浜フロント脳神経外科・
泌尿器科副院長・泌尿器科部長日本泌尿器科学会専門医
経歴弘前大学医学部卒業
横浜市立大学附属病院
茅ヶ崎市立病院
小田原市立病院
平塚共済病院
さがみ林間病院
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科 副院長・泌尿器科部長
保有資格・所属学会日本泌尿器科学会
専門医日本泌尿器内視鏡
ロボティクス学会
腹腔鏡技術認定医日本がん治療認定医機構
がん治療認定医緩和ケア研修会
修了ボトックス講習
実技セミナー 修了





