こどもの脱水症状【小児科】
- 4月20日
- 読了時間: 3分
こどもの脱水
発熱・嘔吐・下痢のときに最も注意したい状態です

子どもは大人に比べて、体重あたりの水分量が多い一方で、水分を失いやすい特徴があります。
そのため、
発熱
嘔吐
下痢
暑い環境
食欲低下
などがあると、短時間で脱水になることがあります。
なぜ子どもは脱水になりやすいのか
体が小さく予備水分が少ない
発熱で汗をかきやすい
嘔吐・下痢で急速に失う
自分で水分補給できない年齢が多い
そのため、早めの気づきとこまめな補給が重要です。
脱水のチェックポイント
以下の症状がある場合、脱水の可能性があります。
泣いても涙が出ない
爪を押して戻るまで2秒以上かかる
手足が冷たい
唇・口・舌が乾いている
目が落ちくぼんでいる
お腹の皮膚の張りがない
顔色が悪い
12時間以上尿が出ていない

特に注意が必要なサイン
ぐったりしている
反応が鈍い
水分を全く受け付けない
何度も吐いてしまう
この場合は早めの受診が必要です。
嘔吐・下痢のときの水分補給方法
胃腸炎では腸の動きが弱く、一気飲みすると吐きやすくなります。
そのため、少量ずつ与えることが重要です。
基本の飲ませ方
嘔吐後 1〜2時間ほど休ませてから、
小さじ1杯(約5ml)ずつ
経口補水液を与える
飲めたら
吐かなければ、
5分おき
少しずつ回数を増やす
徐々に量を増やす
この方法が有効です。
1時間程度続けて問題なければ
1日の必要水分量を目標に、少しずつ継続します。
食事再開の目安
尿が出るようになり、水分がとれるようになったら、
おかゆ
うどん
味噌汁
野菜スープ
など、水分と塩分を含む消化のよい食事から開始します。
避けたい飲み物
炭酸飲料
ジュースのみ
甘いスポーツ飲料の大量摂取
糖分が多く、下痢を悪化させる場合があります。
発熱時のポイント
発熱しているときは、
汗で水分喪失
食欲低下
呼吸が速くなる
ため、通常より脱水リスクが高くなります。
こまめな水分補給が大切です。
受診の目安
早めの受診をおすすめする場合
半日以上尿が出ない
水分がとれない
下痢・嘔吐が続く
元気がない
救急受診を検討する場合
意識がぼんやりしている
呼びかけへの反応が悪い
けいれん
強いぐったり感
当院の対応
脱水の重症度評価
胃腸炎・感染症診断
点滴治療の判断
経口補水指導
発熱時の家庭ケア説明
よくある質問(Q&A)
Q1. 水だけでいいですか?
軽症なら可能ですが、嘔吐・下痢時は経口補水液が理想です。
Q2. スポーツドリンクでもいいですか?
少量なら可ですが、糖分が多いため注意が必要です。
Q3. 吐いたらまた飲ませていい?
少し休ませてから、少量ずつ再開してください。
Q4. 食事は無理に食べさせる?
まず水分補給が優先です。
Q5. 尿はどれくらい出れば安心?
年齢差はありますが、長時間出ない場合は注意です。
Q6. 点滴が必要な目安は?
飲めない・吐く・脱水所見が強い場合です。
クリニック情報
THE YOKO BAYKiDs
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック小児科
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THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





