エンテロウイルス感染症(手足口病・ヘルパンギーナ)【小児科】
- 4月23日
- 読了時間: 3分
エンテロウイルス感染症
夏に流行する子どもの代表的な感染症です
エンテロウイルス感染症は、夏に流行しやすいウイルス感染症で、代表的な病気として
手足口病
ヘルパンギーナ
があります。
同じ時期に、咽頭結膜熱(プール熱)など他の感染症も流行することがあります。
かかりやすい年齢
5歳以下が中心
特に1〜2歳代に多い
成人でも免疫が低下している場合は感染することがあります。

ヘルパンギーナとは
主な特徴:
突然の発熱
のどの痛み
口の中・唇の小さな水ぶくれ
食事や水分を嫌がる
高熱になることもあり、乳幼児ではぐったりすることがあります。
手足口病とは
名前の通り、
手のひら
足の裏
口の中
に水疱や発疹が出ます。
さらに、
おしり
膝
足
などに出ることもあります。
発熱はヘルパンギーナより少ない傾向です。
原因ウイルス
主にエンテロウイルス属のウイルスで、
コクサッキーウイルス
エンテロウイルス71
などが知られています。
気温が高くなる夏に流行しやすい特徴があります。
治療について
現在、特効薬はありません。
そのため、治療は
水分補給
解熱剤
安静
痛みへの対症療法
が中心となります。
多くは5〜7日程度で自然に改善します。

家庭でできるケア
こまめな水分補給
冷たいゼリー・プリンなど食べやすいもの
十分な睡眠
発熱時は解熱剤(医師指示のもと)
食べられないときは注意
口内炎が強いと、
飲めない
食べられない
ことで脱水になることがあります。
早めの受診をおすすめします。
登園・登校の目安
学校保健安全法上、明確な出席停止疾患ではありません。
一般的には、
解熱している
食事がとれる
元気がある
ことが目安です。
手足口病では、発疹が増えていないことも確認すると安心です。

感染経路
くしゃみ・咳(飛沫感染)
唾液や鼻水(接触感染)
便を介した感染
便には約1か月ほどウイルス排泄されることがあります。
園・家庭での予防
手洗い
おむつ交換後の手指衛生
タオル共有を避ける
玩具の清掃
注意が必要な症状(救急受診)
頻度は高くありませんが、以下は重症化サインです。
髄膜炎が疑われる症状
強い頭痛
繰り返す嘔吐
脳炎が疑われる症状
意識がぼんやり
顔色不良
ぐったりしている
心筋炎が疑われる症状
胸痛
むくみ
息苦しさ
この場合は救急受診が必要です。
当院の対応
手足口病・ヘルパンギーナ診断
脱水評価
発熱管理
食事・登園指導
重症化サイン説明

よくある質問(Q&A)
Q1. 手足口病は何日で治りますか?
多くは5〜7日程度で改善します。
Q2. 大人にうつりますか?
うつることがあります。大人の方が症状が強い場合もあります。
Q3. 発疹が消えるまで休むべきですか?
元気・食事・解熱が目安です。
Q4. プールは入れますか?
体調回復後、園のルールに従って判断してください。
Q5. 口の中が痛くて食べません
脱水に注意し、早めに受診してください。
Q6. 再感染しますか?
原因ウイルスが複数あるため、再度かかることがあります。
クリニック情報
THE YOKO BAYKiDs
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック小児科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





