小児の便秘症【小児科】
- 4月16日
- 読了時間: 3分
子どもの便秘は放置すると慢性化・腹痛・失禁の原因になります。正しい排便習慣・食事・治療(モビコール)を医師が解説。何日出ないが便秘?受診の目安は?横浜で小児便秘なら当院へ。

小児の便秘症
「うんちが出ない」は放置しないでください
便は通常、1日1回程度排泄されるのが理想的な状態です。
大腸で水分が吸収され、固形となった便が直腸に到達し、その伸びる刺激によって便意が生じ、排便されます。
便秘が起こる仕組み
便秘の主な原因は、
直腸が十分に伸びないこと
です。
つまり、
便がたまらない
便意が起こらない
排便しない
という悪循環に入ります。
便秘の定義
便秘とは、
便が出ないことではなく、生活に支障が出る状態
です。
例えば:
排便時に痛い
長時間トイレにいる
出すのが苦痛
「何日出ていないか」だけでは判断しません
放置するとどうなる?
便秘を放置すると、次のような悪循環になります。
便が硬くなる
排便時に痛い
肛門が切れる(出血)
排便が怖くなる
さらに便を我慢する
重症化すると…
直腸に便がたまり続ける
その隙間から下痢状の便が漏れる(便失禁)
本人が気づかないうちに汚れる
におい・見た目で自尊心の低下
心理的ダメージが非常に大きい状態になります
小児便秘の特徴
夜間の腹痛で救急受診
実は便秘が原因であることが多い
小児救急で非常に多いケースです

便秘改善の基本
✔ 目標
痛みなく毎日排便できる状態
生活習慣が最も重要
食事
食物繊維(根菜・野菜)
水分摂取
運動
腹圧がかかることで腸が動く
心理面
トイレを怖くしない
リラックスできる環境
ストレス軽減
「排便=楽しい・安心」な体験が重要
治療(薬物療法)
主流の治療
モビコール(2歳以上)
現在は第一選択になりつつあります
従来薬
酸化マグネシウム
薬は
便をやわらかくする✔ 排便を楽にする
目的で使用します
治療のポイント
一時的ではなく継続治療が重要
自己判断で中止しない
定期的な受診
当院の便秘治療の特徴
✔ 小児専門の評価✔ 生活習慣まで指導✔ 心理面への配慮✔ 長期フォロー
「ただ薬を出すだけ」ではありません
こんな症状は受診を
便が硬くて痛がる
出血がある
便が漏れる
トイレを極端に嫌がる
お腹が痛いと繰り返す
よくある質問(Q&A)
Q1. 何日出なければ便秘ですか?
A. 日数ではなく、生活への影響で判断します。
Q2. 薬はクセになりますか?
A. 適切に使用すれば依存性はなく、安全に使えます。
Q3. モビコールは安全ですか?
A. 小児でも安全性が高く、現在広く使われています。
Q4. 自然に治りますか?
A. 放置すると慢性化しやすいため、早期対応が重要です。
Q5. トイレを嫌がる場合は?
A. 無理にさせず、環境改善と心理面ケアが重要です。
Q6. 食事だけで治せますか?
A. 軽症なら可能ですが、多くは薬との併用が必要です。
クリニック情報
THE YOKO BAYKiDs
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック小児科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





