気管支喘息(ぜんそく)とは【小児科】
- 4月14日
- 読了時間: 3分
気管支喘息(ぜんそく)
繰り返す咳・ゼーゼーは「体からのサイン」です
気管支喘息とは、気管支に慢性的な炎症が起こり、咳・喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)・呼吸困難を繰り返す病気です。
症状は一時的に良くなっても、気道の炎症は持続しているため再発を繰り返すのが特徴です。

喘息の原因
発作は以下のような刺激で引き起こされます:
風邪・ウイルス感染
気温差・寒冷刺激
花粉・ダニなどのアレルゲン
運動(走る・大声)
気圧変化
気道が敏感になっているため、わずかな刺激でも発作が起こる状態です
主な症状
咳が長引く(特に夜・早朝)
ゼーゼー・ヒューヒュー音(喘鳴)
息苦しさ
呼吸が速い・浅い
重要:喘鳴の見分け方
「ゼーゼー=すべて喘息」ではありません。
正しい喘息の特徴
✔ 息を吐くときに音がする✔ 息を吐く時間が長い✔ 胸がへこむ(陥没呼吸)✔ 肩や首の筋肉を使う呼吸
総合的な判断が重要です
よくある誤診
「痰が絡んでゼーゼーしている」→ 実は
鼻づまり
のどの痰
のことも多く、不必要な薬が処方されているケースもあります
小児喘息の特徴
特に3歳未満は診断が難しいです。
判断ポイント:
ゼーゼーを繰り返す
アトピー性皮膚炎
アレルギー性鼻炎
食物アレルギー
家族歴
これらを総合的に評価します

喘息の本質
喘息は、
気道の慢性炎症+過敏性
によって起こります。
この炎症の強さにより:
発作の頻度
重症度
が変わります。
重症化するとどうなる?
入院が必要になる
呼吸困難の悪化
命に関わる可能性
日常的な予防が最も重要
治療の基本(4段階管理)
喘息は、
重症度 × 発作頻度
に応じて4段階で治療します。
治療内容
発作時(急性期)
気管支拡張薬(吸入)
ステロイド(全身投与)
予防(長期管理)
吸入ステロイド
気管支拡張薬
ロイコトリエン拮抗薬
発作がない時の治療が最も重要
通院と治療計画
基本:月1回受診
3ヶ月安定 → 減量・中止検討
さらに:
季節変動
気圧変化
重症発作歴
を踏まえて、長期的にコントロールしていきます
当院の喘息治療の特徴
✔ 正確な診断(誤診防止)✔ 小児〜成人まで対応✔ 吸入指導の徹底✔ 長期管理プラン作成
「ただ薬を出すだけ」ではありません
こんな症状はご相談ください
咳が長く続く
夜間・早朝の咳
ゼーゼー音がする
運動で咳が出る
風邪のたびに悪化する
よくある質問(Q&A)
Q1. 喘息は治りますか?
A. 完全に治る場合もありますが、多くは「コントロールする病気」です。
Q2. 吸入ステロイドは危険ですか?
A. 適切に使用すれば安全性が高く、現在の標準治療です。
Q3. 子どものゼーゼーはすべて喘息ですか?
A. いいえ。鼻づまりや痰のこともあり、鑑別が重要です。
Q4. 発作がないときも治療は必要?
A. 必要です。炎症は残っているため予防が重要です。
Q5. 運動しても大丈夫?
A. コントロールできていれば可能です。むしろ適度な運動は推奨されます。
Q6. どのくらい通院が必要ですか?
A. 基本は月1回、安定すれば間隔を延ばします。
ご予約・ご相談
喘息は、早期診断・適切な管理で大きく改善できる病気です。
「様子を見る」ではなく「正しく診断すること」が重要です
お気軽にご相談ください。
クリニック情報
THE YOKO BAYKiDs
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック小児科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





