水いぼ(伝染性軟属腫)【小児科】
- 4月20日
- 読了時間: 3分
更新日:5月22日
水いぼ(伝染性軟属腫)
子どもに多い、うつる皮膚のぶつぶつです

水いぼは、伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症です。子どもによくみられ、皮膚に小さな丸いぶつぶつが増えていくことがあります。
多くは自然に治るため、過度に心配しすぎる必要はありません。
原因
ウイルスが、
毛穴
小さな傷
乾燥した皮膚
などから入り込み感染します。
リスクが高い方
特に、
アトピー性皮膚炎
湿疹
乾燥肌
があるお子さんは、皮膚バリア機能が低下しているため感染しやすくなります。
潜伏期間
感染してから症状が出るまで、
約2週間〜数か月
とされています。
主な症状
3mm前後の小さな盛り上がり
肌色〜白っぽいぶつぶつ
表面に光沢がある
中央が少しくぼむことがある
同じ形のものが多数出る
通常、
強い痛みなし
強いかゆみなし
ですが、周囲の湿疹でかゆくなることがあります。
どこにできる?
胸
お腹
わき
腕
足
ひざ裏
などに多くみられます。
自然に治る?
多くの場合、
3か月〜6か月
長い場合は1年程度
で自然に改善していきます。
そのため、基本は経過観察が一般的です。
治療法
経過観察(第一選択)
自然治癒を待つ方法です。
積極的に治療する場合
ピンセットで摘除
液体窒素で凍結
外用治療
ヨクイニン内服
などが行われることがあります。
注意点
無理に取ると、
痛み
出血
二次感染
とびひ
の原因になることがあります。
そのため、症状や数に応じて治療方針を決めることが重要です。

家庭でできる対策
皮膚をかかせない
保湿して乾燥予防
タオル共用を避ける
爪を短くする
湿疹があれば治療する
保育園・幼稚園・学校は?
学校保健安全法では、
登園・登校の制限はありません。
普段どおり通園・通学可能です。
プール・水泳は?
基本的にプール参加は禁止されていません。
ただし、
多数ある場合
ビート板や浮き輪の共用
は避けることが推奨されています。
受診の目安
数が急に増えた
赤く腫れている
かゆみが強い
アトピーが悪化している
治療するか迷っている
当院の対応
水いぼの診断
湿疹・アトピー併発治療
経過観察の判断
必要時の処置相談
園・学校生活のアドバイス
よくある質問(Q&A)
Q1. 水いぼは必ず取るべきですか?
必ずしも必要ではありません。自然治癒することが多いです。
Q2. 兄弟にうつりますか?
接触やタオル共用でうつることがあります。
Q3. プールは禁止ですか?
通常は禁止ではありません。
Q4. かゆみはありますか?
水いぼ自体は少ないですが、周囲湿疹でかゆくなることがあります。
Q5. 何年も治らないことはありますか?
長引く場合もありますが、多くは自然軽快します。
Q6. アトピーだと増えやすいですか?
皮膚バリア低下で増えやすい傾向があります。
クリニック情報
THE YOKO BAYKiDs
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック小児科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





