ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)【整形外科】
- 4月17日
- 読了時間: 2分
親指と手首の痛みの原因と治療

■ ドケルバン病とは
ドケルバン病は、親指と手首をつなぐ腱とそれを包む「腱鞘」に炎症が起こる疾患です。
正式には狭窄性腱鞘炎と呼ばれます。
■ 主な症状
手首(親指側)の痛み
親指を動かすと強い痛み
手首の腫れ
物をつかむ・ひねる動作で痛い
日常生活に大きく影響
■ 特徴的な所見(重要)
フィンケルシュタインテスト

親指を握り込んで手首を小指側に曲げると 強い痛みが出現
■ なりやすい方
手や指をよく使う仕事
スマホ・PC作業が多い
テニス・ゴルフなどスポーツ
特に多い
妊娠中・産後の女性
更年期女性
ホルモン変化が関与
その他
糖尿病
関節リウマチ
透析患者
慢性化しやすい傾向
■ 原因と病態
親指を動かす腱が通るトンネル(腱鞘)が
使いすぎ
摩擦
ホルモン変化
により狭くなり 腱の動きが悪くなる炎症・痛みが発生
■ 治療
保存療法(基本)
初期は保存療法が中心
手の安静
使いすぎを避ける
痛みを誘発する動作を制限
サポーター
親指と手首を固定し負担軽減
症状改善の基本
薬物療法
抗炎症薬(内服・外用)
エクオール(自費診療)
女性ホルモンに類似した作用により 更年期・産後の症状改善が期待
腱鞘内注射
炎症部位へ直接注射
特徴
高い鎮痛効果
即効性あり
体外衝撃波治療
慢性例に有効
組織修復促進
血流改善
難治例に選択
■ 手術
適応
保存療法で改善しない
日常生活に支障が大きい
手術内容
腱鞘を切開し 腱の動きを改善
特徴
短時間手術
再発率低い
根本治療
■ 放置するとどうなるか
慢性化
痛みの増悪
日常生活動作の制限
早期治療が重要
■ 当院の強み
エコーによる正確な診断
注射・衝撃波まで対応
女性特有の病態に対応
保存療法〜手術判断まで一貫対応
患者ごとに最適な治療選択
■ まとめ
ドケルバン病は
親指と手首の使いすぎによる腱鞘炎
女性に多い
早期治療で改善しやすい
適切な治療で早期回復が可能です





