膝蓋前滑液包炎 Prepatellar bursitis【整形外科】
- 5月2日
- 読了時間: 3分

監修:ザ・ヨコハマフロントベイサイドクリニック
この記事でわかること
・膝蓋前滑液包炎とは何か
・原因と発症しやすい人
・症状の特徴
・検査と診断方法
・治療方法と再発予防
結論
膝のお皿の前が腫れている場合、膝蓋前滑液包炎の可能性があります。
適切な処置により速やかに改善することが多く、再発予防も重要です。
膝蓋前滑液包炎とは
膝蓋骨(膝のお皿)の前方に存在する「膝蓋前滑液包」に炎症が起こり、
内部に滑液が貯留することで腫れを生じる疾患です。
滑液包は、皮膚と骨の間で摩擦を軽減する役割を持っていますが、
繰り返しの刺激や外傷により炎症を起こすことがあります。
症状
・膝のお皿の前方の腫れ
・圧迫時の痛み
・熱感
・違和感
痛みを伴わず、腫れのみが目立つ場合もあります。
原因と発症しやすい人
・膝をつく動作の繰り返し
・外傷(打撲など)
・皮膚と骨の摩擦
以下の方に多くみられます
・柔道、レスリングなどの競技者
・床作業が多い職業(大工、清掃業など)
検査・診断
視診・触診
・膝前面の限局した腫脹
エコー検査(重要)
・膝蓋骨表面に滑液貯留を確認
・炎症の程度を評価
治療
保存療法
・安静
・鎮痛薬内服
・アイシング
穿刺吸引
エコーガイド下で滑液を穿刺し、貯留液を吸引します。
その後、局所麻酔薬やステロイドを投与し炎症を抑えます。
圧迫療法
注射後は再発予防として1〜2週間のパッド圧迫が有効です。
再発予防
・膝をつく動作の制限
・サポーターやパッドの使用
・負担の軽減
当院の診療方針
・エコーを用いた正確な診断
・低侵襲で確実な穿刺治療
・再発予防まで含めた指導
症状だけでなく生活背景を踏まえた治療を行います。
よくある質問
Q:水がたまっている場合は抜いた方がいいですか
A:症状や量に応じて、穿刺吸引が有効です
Q:再発しますか
A:原因となる動作が続くと再発する可能性があります
Q:痛みがなくても治療は必要ですか
A:腫れが持続する場合は評価が必要です
Q:どのくらいで治りますか
A:適切な治療で比較的早期に改善することが多いです
受診の目安
・膝のお皿の前が腫れている
・押すと違和感や痛みがある
・膝をつくと痛い
これらの症状がある場合は受診を推奨します。
ご相談・ご予約
膝の腫れを放置せず、早期に適切な処置を受けることで改善が早まります。
当院では迅速な診断と治療を提供しています。
クリニック情報
THE YOKOHAMA FRONT BAYSIDE CLINIC
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





