病的な尿の泡立ち 【泌尿器科症状】
- 5月6日
- 読了時間: 3分

横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
泌尿器科外来
結論
尿の泡立ちは多くの場合は脱水による一時的なものですが、持続する泡は感染症・糖尿病・腎疾患・肝疾患などのサインである可能性があります。
泡が長く消えない場合は検査が必要です。
病的な泡立ちの原因
尿路感染症
疾患
・膀胱炎(女性に多い)
・尿道炎(男性)
・急性細菌性前立腺炎
しくみ
・細菌感染により尿素 → アンモニアへ分解・尿がアルカリ性に変化・粘膜から蛋白が漏れ出す
尿臭が強く+泡立ちやすくなる
糖尿病
しくみ
・血糖値上昇 → 腎臓で再吸収できず尿中に糖が出る・尿の粘稠度が上がる
泡立ちやすくなる
進行すると
・糖尿病性腎症・蛋白尿
泡が持続する原因になる
蛋白尿(腎炎・ネフローゼ)
しくみ
腎臓のフィルター(糸球体)が壊れることで👇
・本来出ない蛋白が尿へ漏れる・界面活性作用で泡立つ
主な原因
・腎炎・ネフローゼ症候群・糖尿病性腎症・高血圧性腎症
特徴
細かい泡が長く消えない
黄疸・肝機能障害
しくみ
・肝機能低下・ウロビリノーゲン増加
尿中の界面活性作用が増える
特徴
・尿が濃い・泡立つ・皮膚や白目が黄色くなる
腸閉塞・重度便秘
しくみ
・腸肝循環の異常・ウロビリノーゲン増加
尿が泡立ちやすくなる
見分けのポイント
状態 | 泡の特徴 |
正常 | すぐ消える |
脱水 | 一時的 |
異常 | 細かく長く残る |
危険なサイン
・泡が長時間消えない
・毎回泡立つ
・尿のにおいが強い
・むくみがある
・体調不良を伴う
受診を推奨
当院の検査
・尿検査(蛋白・糖・感染)
・血液検査(腎機能・肝機能)
・必要に応じて画像検査
当院の診療方針
当院では尿の泡立ちに対して
・一過性か病的かの鑑別
・腎疾患
・糖尿病
・感染症の評価
・生活背景を含めた診断
を行い、見逃しのない診療を重視しています。
受診の目安
・泡が数日以上続く・泡が消えにくい・むくみがある・尿の異常がある
早期受診が重要です
ご相談・ご予約
尿の変化は体の重要なサインです。
気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

監修者情報
小林 良祐(こばやし りょうすけ)
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科副院長
泌尿器科部長日本泌尿器科学会専門医
経歴弘前大学医学部卒業
横浜市立大学附属病院
茅ヶ崎市立病院
小田原市立病院
平塚共済病院
さがみ林間病院
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科 副院長・泌尿器科部長
保有資格・所属学会日本泌尿器科学会
専門医日本泌尿器内視鏡
ロボティクス学会
腹腔鏡技術認定医日本がん治療認定医機構
がん治療認定医緩和ケア研修会
修了ボトックス講習
実技セミナー 修了
クリニック情報
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
TEL:045-620-2610
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
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