りんご病(伝染性紅斑)【皮膚科】
- 5月8日
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前

りんご病とは
りんご病は、正式には伝染性紅斑といいます。原因はヒトパルボウイルスB19というウイルスです。
主に6〜12歳頃の学童期に多く、冬から春にかけて、保育園・幼稚園・学校などで流行することがあります。
主な症状
はじめは、かぜのような症状から始まります。
発熱
筋肉痛
倦怠感
だるさ
両ほほの赤み
腕や太ももの発疹
特徴的なのは、しばらくしてから両ほほが赤くなり、その後に腕や太ももへ発疹が広がることです。
発疹の特徴
りんご病の発疹は、最初はポチポチとした斑点のように見えます。その後、中心が薄くなり、周囲が赤く縁取られたような
レース模様の発疹
になることがあります。
感染について
りんご病は、接触感染や飛沫感染で広がると考えられています。
ただし、重要なのは、
ほほが赤くなって発疹が出た頃には、すでに感染力はほとんどない
とされている点です。
そのため、全身状態がよければ登園・登校できることもあります。ただし、園や学校のルールに従いましょう。
治療法
りんご病の原因ウイルスに対する特効薬はありません。
治療は症状を和らげる対症療法が中心です。
かゆみがある場合:抗ヒスタミン薬
痛みや発熱がある場合:解熱鎮痛薬
皮膚の乾燥がある場合:保湿ケア
多くの場合、予後は良好です。

注意が必要なケース
以下の場合は早めにご相談ください。
高熱が続く
発疹が強く広がる
ぐったりしている
関節痛が強い
妊娠中の方が接触した可能性がある
特に妊娠中の感染は注意が必要なため、心配な場合は医療機関へ相談してください。
当院の方針

当院では、りんご病が疑われる場合に、
発疹の状態確認
他の感染症との鑑別
かゆみ・発熱への対症療法
登園・登校の目安説明
ご家庭でのケア指導
を行います。
結論
りんご病は、両ほほがりんごのように赤くなることが特徴のウイルス感染症です。幼児・学童に多く、多くは自然に改善します。
ただし、発熱が続く、発疹が強い、元気がない場合は早めの受診が大切です。
まとめ
りんご病は、両ほほの赤みとレース状の発疹が特徴のウイルス感染症です。多くは自然に治りますが、症状が強い場合や心配な場合は早めに受診しましょう。
「ほほが赤い」「腕や太ももにレース状の発疹がある」場合は、りんご病の可能性があります。

経歴
東海大学医学部医学科卒業後
横浜市立大学附属市民総合医療センター
東邦大学医療センター大森病院皮膚科入
大学病院では、アトピー・生物製剤専門外来(デュピクセント)、
美容・レーザー外来を担当。
その後、JCHO東京高輪病院
都立荏原病院皮膚科診療責任者
都立荏原病院皮膚科医長を経て、現在に至る。
アトピー性皮膚炎
尋常性ざ瘡(にきび)
尋常性疣贅(いぼ)治療を得意とする
資格・所属
日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医
指導医日本美容皮膚科学会 正会員日本皮膚病理組織学会
正会員ボトックスビスタ® 認定医ジュビダームビスタ® 認定医
医院長 黒沼 亜美(皮膚科医)クリニック情報
THE YOKOHAMA FRONT BAYSIDE CLINIC
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





