乾燥肌(乾皮症)【皮膚科】
- 4月30日
- 読了時間: 3分

原因・症状・正しいスキンケアを徹底解説
かゆみ対策の決定版
ザ・ヨコハマフロントベイサイドクリニック
公開日:2026.04.30監修:皮膚科専門医
■この記事でわかること
乾燥肌の本当の原因(バリア機能低下)
かゆみが起こるメカニズム
悪化させる生活習慣
正しい保湿方法(最重要)
受診すべきタイミング
■論:乾燥肌は「保湿のやり方」で9割変わる
乾燥肌は、
皮膚のバリア機能が壊れている状態
です。
重要ポイント
ただ塗るだけでは不十分
タイミングと量が重要
放置すると湿疹へ進行
正しいスキンケアが治療そのものです
■乾燥肌(乾皮症)とは?

乾燥肌とは、
皮脂と汗の分泌が低下し、皮膚の水分が不足した状態です。
■主な症状
強いかゆみ
カサカサ(粉をふく)
ひび割れ
赤み
掻き壊し
■出やすい部位
すね(下腿)
太もも(大腿)
わき腹
特に高齢者に多い
■乾燥肌の原因
■① 皮脂不足(最も重要)
皮脂が減ると
水分が逃げる
バリア機能低下
外部刺激に弱くなる
■② 水分蒸発(バリア障害)
皮膚の水分がどんどん逃げる状態
結果
かゆみ増加
炎症発生
■③ 生活習慣
長風呂
熱いお湯
強い石けん
空気の乾燥
エアコン
日常習慣がかなり影響します
■乾燥肌が悪化するNG行動
ゴシゴシ洗う
保湿しない
熱い風呂
掻く
ナイロンタオル使用
“洗いすぎ”が最大の敵
■乾燥肌の治療
■① スキンケア(最重要)
治療の中心
●正しい保湿のタイミング
入浴後すぐ(5分以内)
●塗り方のポイント
皮膚が湿っているうちに塗る
たっぷり使う
毎日継続
■② 保湿剤
ヘパリン類似物質
ワセリン
尿素軟膏
尿素は角質を柔らかくする効果あり
■③ 炎症がある場合
ステロイド外用薬
■乾燥肌を改善する生活習慣
●入浴
ぬるめ(38〜40℃)
短時間
優しく洗う
●室内環境
加湿器使用
湿度40〜60%
●衣類
綿素材
チクチクしない服
■受診の目安
以下は皮膚科へ
かゆみが強い
赤みが出ている
掻き壊している
市販保湿で改善しない
繰り返す
■よくある質問
Q. 保湿は1日何回?
→ 基本は朝晩+入浴後
Q. ワセリンだけでいい?
→ 軽症ならOK、炎症あれば薬必要
Q. 子どもと高齢者どちらが多い?
→ 両方多い(バリア弱い)
Q. 冬だけ対策すればいい?
→ 通年ケアが理想
■まとめ
乾燥肌は軽く見られがちですが、
放置すると湿疹・皮膚炎へ進行
重要なのは
正しい保湿
生活改善

経歴
東海大学医学部医学科卒業後
横浜市立大学附属市民総合医療センター
東邦大学医療センター大森病院皮膚科入
大学病院では、アトピー・生物製剤専門外来(デュピクセント)、
美容・レーザー外来を担当。
その後、JCHO東京高輪病院
都立荏原病院皮膚科診療責任者
都立荏原病院皮膚科医長を経て、現在に至る。
アトピー性皮膚炎
尋常性ざ瘡(にきび)
尋常性疣贅(いぼ)治療を得意とする
資格・所属
日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医
指導医日本美容皮膚科学会 正会員日本皮膚病理組織学会
正会員ボトックスビスタ® 認定医ジュビダームビスタ® 認定医
医院長 黒沼 亜美(皮膚科医)
クリニック情報
THE YOKOHAMA FRONT BAYSIDE CLINIC
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





