水ぼうそう(水痘)【皮膚科】
- 5月8日
- 読了時間: 2分
更新日:6 日前

〜子どもに多い発疹+発熱の感染症〜
疾患の概要
水ぼうそう(正式名称:水痘)は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)による感染症です。
一度感染すると免疫ができ、通常は再感染しませんが、ウイルスは体内に潜伏し、将来帯状疱疹として再活性化することがあります。
症状
主な症状
発熱(38℃前後)
全身に赤い発疹
水ぶくれ(水疱)
膿疱(ジュクジュク)
かさぶた(痂皮)
異なる段階の発疹が同時に存在するのが特徴
※頭皮にもできるため見逃し注意

感染経路
空気感染
飛沫感染
接触感染
非常に感染力が強い
潜伏期間
約10〜21日
経過
発熱
赤い発疹
水ぶくれ
かさぶた化
→ 約1週間で軽快
治療

基本治療
抗ウイルス薬(早期投与が有効)
解熱剤
かゆみ止め
スキンケア(清潔・保湿)
重症化リスク
以下の場合は注意が必要です。
アトピー性皮膚炎
免疫低下状態
治療が遅れた場合
二次感染(とびひ)や重症化のリスク
当院の治療方針
早期診断・早期治療
感染拡大防止の指導
皮膚トラブルの併発管理
必要に応じて抗ウイルス薬投与
帯状疱疹について
概要
水ぼうそうのウイルスが再活性化したもの
特徴
体の片側に帯状の発疹
強い痛み
50代以上に多い
注意
帯状疱疹の発疹に触れると免疫のない子どもには水ぼうそうとして感染
受診の目安
以下の場合は早めに受診してください。
水ぶくれが急に増えた
発熱が続く
元気がない
かき壊してジュクジュクしている
結論
水ぼうそうは多くが軽症で自然に治りますが、早期診断と適切な対応で重症化・感染拡大を防ぐことが重要です。
まとめ
水ぼうそうは一般的な感染症ですが、放置ではなく“早めの判断”が重要です。
ご予約・受診について
当院では小児皮膚科・感染症対応を行っております。水ぼうそうが疑われる場合は、事前にご連絡の上ご来院ください。

経歴
東海大学医学部医学科卒業後
横浜市立大学附属市民総合医療センター
東邦大学医療センター大森病院皮膚科入
大学病院では、アトピー・生物製剤専門外来(デュピクセント)、
美容・レーザー外来を担当。
その後、JCHO東京高輪病院
都立荏原病院皮膚科診療責任者
都立荏原病院皮膚科医長を経て、現在に至る。
アトピー性皮膚炎
尋常性ざ瘡(にきび)
尋常性疣贅(いぼ)治療を得意とする
資格・所属
日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医
指導医日本美容皮膚科学会 正会員日本皮膚病理組織学会
正会員ボトックスビスタ® 認定医ジュビダームビスタ® 認定医
医院長 黒沼 亜美(皮膚科医)





