頸椎捻挫(むち打ち) 【脳神経外科】
- 5月5日
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前

横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
脳神経外科・交通事故外来
公開日:2026年5月1日
監修:頸椎専門医脳外科医 市村真也

頸椎捻挫(むち打ち)とは
交通事故や転倒、頭部打撲などの外力によって首が急激に前後に振られることで、筋肉や靭帯などの軟部組織が損傷する状態です。
骨折や神経損傷がないにも関わらず、痛みや不調が生じることが特徴です。
症状
主な症状
・首の痛み
・首の動かしにくさ
・肩こり
・背中の張り
よくみられる随伴症状
・頭痛
・めまい
・吐き気
・手のしびれ(軽度)
・倦怠感
事故直後ではなく数時間〜翌日に悪化することも多い
原因と病態
外力による急激な動き
↓筋肉・靭帯の損傷
↓炎症・筋緊張
↓痛み・可動域制限
構造異常ではなく“軟部組織の損傷”が本質

なぜ検査で異常が出ないのか
頸椎捻挫は主に筋肉や靭帯の損傷のため
・レントゲン
→ 骨のみ評価・MRI
→ 明確な異常が出ないことも多い
「異常なし=問題なし」ではない
検査・診断
診察
・外傷の状況
・痛みの部位
・可動域
・神経症状の有無
画像検査
・レントゲン:骨折の除外・必要に応じてMRI
治療
急性期(受傷直後)
・安静
・消炎鎮痛薬
・湿布
回復期
・リハビリテーション
・可動域改善
・筋肉の柔軟性回復
慢性化予防
・早期の適切な運動療法
・姿勢改善
・生活指導
当院の診療方針
当院では、交通事故後の首の痛みに対して以下を重視しています。
・骨折や神経損傷の見逃し防止
・痛みの原因に応じた治療
・早期回復と慢性化予防
・リハビリテーションの充実
事故後の症状は時間差で悪化することがあるため、早期の評価が重要です。
よくある質問
Q:レントゲンで異常なしと言われましたが大丈夫ですか
A:筋肉や靭帯の損傷は写らないため、症状があれば治療が必要です
Q:どのくらいで治りますか
A:軽症では数週間、重症では数ヶ月かかることがあります
Q:温めたほうがいいですか
A:受傷直後は炎症があるため冷却、その後は温熱が有効です
Q:放置するとどうなりますか
A:慢性の首痛や頭痛、可動域制限が残る可能性があります
受診の目安
・交通事故後に首が痛い
・時間が経ってから痛みが出てきた
・首が動かしにくい
・頭痛やめまいがある
これらがある場合は早期受診をおすすめします
結論
頸椎捻挫(むち打ち)は、交通事故や外傷により首の筋肉や靭帯が損傷して起こる疾患です。レントゲンで異常がないことが多いですが、痛みや不調が続く場合は適切な治療が必要です。
頸椎捻挫(むち打ち)とは何か・症状の特徴と経過・画像検査で異常が出ない理由・治療方法・受診のタイミング
ご相談・ご予約
交通事故後の首の痛みは軽く見られがちですが、適切な治療が重要です。当院では早期回復と後遺症予防を重視した診療を行っています

監修医師
医師監修
市村 真也(いちむら しんや)
日本とドイツの医師免許を持つ脳神経外科医医療法人慶真会
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科 理事長川崎中央クリニック 院長
開成高校卒・
慶應義塾大学医学部卒脳神経外科専門医・
医学博士月9ドラマ「ヤンドク!」
脳外科医療指導テレビ出演多数
【保有資格・所属学会】
日本脳神経外科学会専門医日本脳卒中学会専門医脊椎脊髄外科専門医
日本脊髄外科学会認定医日本がん治療認定医
日本神経内視鏡学会技術認定医日本医師会認定産業医
日本医師会認定健康スポーツ医
ドイツ医師資格ドイツ脳神経外科学会正会員
ヨーロッパ脳神経外科学会正会員
クリニック情報
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
TEL:045-620-2610
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)
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