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排尿痛とは?【小林副院長 医師監修】

  • 5 日前
  • 読了時間: 4分


排尿時に痛い・しみる・違和感がある――このような症状は「排尿痛」と呼ばれ、膀胱炎や尿道炎などの感染症が原因であることが多い症状です。

しかし中には、前立腺炎、性感染症、膀胱結石、膀胱がんなど、適切な診断と治療が必要な病気が隠れていることもあります。

本記事では、排尿痛の原因、考えられる病気、受診の目安、対処法について、泌尿器科専門医がわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 排尿痛の主な原因

  • 男女別で多い病気の違い

  • 見逃してはいけない危険なサイン

  • 自宅でできる対処法

  • 受診すべきタイミング

結論:排尿痛は「感染のサイン」が多いが、重症化のリスクもある

排尿痛の多くは**細菌感染(膀胱炎・尿道炎)**によるものですが、以下の場合は注意が必要です。

  • 発熱がある

  • 腰の痛み(背中の片側)がある

  • 血尿がある

  • 症状が数日で改善しない

特に「発熱+腰痛」は腎盂腎炎の可能性があり、重症化すると入院が必要になることもあります。

排尿痛とは?

排尿痛とは、排尿時または排尿後に感じる痛みや違和感を指します。

症状の感じ方はさまざまで、

  • ツーンとしみる

  • 焼けるような痛み

  • チクチクする違和感

  • 排尿後も痛みが残る

などが挙げられます。

排尿痛の主な原因

排尿痛の原因はさまざまですが、主に以下の6つに分類されます。

① 細菌性膀胱炎(最も多い原因)


排尿痛の代表的な原因です。

主な症状

  • 排尿痛

  • 頻尿

  • 残尿感

  • 尿のにごり

  • 血尿

女性に多く、これは尿道が短く、細菌が入りやすいためです。

発症しやすいタイミング

  • 性交後

  • 疲労時

  • 更年期(ホルモン低下)

治療

  • 抗生物質(3〜7日)

  • 漢方併用で再発予防

② 間質性膀胱炎

細菌感染ではなく、膀胱の慢性的な炎症です。原因不明で、診断が難しい病気のひとつです。

特徴

  • 尿がたまると痛い

  • 排尿すると楽になる

  • 女性に多い

  • ストレスや食事で悪化

治療

  • 抗ヒスタミン薬

  • 抗うつ薬

  • 漢方

  • 膀胱水圧拡張術など

③ 放射線性膀胱炎

前立腺がん・子宮がん・直腸がんなどの放射線治療後に発症します。

  • 治療から数年〜10年後に発症することもある

  • 難治性の血尿を伴うことがある

治療

  • 対症療法

  • 高圧酸素療法

  • 手術(重症例)

④ 性感染症(クラミジア・淋菌など)

男性

  • 排尿痛

  • 尿道から膿

女性

  • おりものの変化

  • 無症状のことも多い

クラミジアやマイコプラズマは無症状で進行することも多く、感染拡大のリスクあり

診断

  • 尿検査・PCR検査

心当たりがある場合は、必ず検査を受けましょう。

⑤ 前立腺炎(男性)


男性に多い原因です。

特徴

  • 発熱

  • 排尿痛

  • 排尿困難

  • 会陰部の痛み

重症化すると 尿閉(尿が出ない) 入院治療が必要になることもあります。

⑥ 膀胱結石・膀胱腫瘍

頻度は低いですが重要です。

膀胱結石

  • 排尿痛

  • 排尿時の違和感

  • 手術が必要な場合あり

膀胱がん

  • 血尿が最も重要なサイン

  • 男性に多い(60代以降)

「痛み+血尿」は必ず精査が必要です。

自分でできる対処法

軽症の場合は以下が有効です。

  • 水分をしっかり摂る

  • 尿を我慢しない

  • カフェイン・アルコールを控える

  • 刺激物(辛いもの)を控える

  • 市販薬の使用(※一時的)

ただし、根本治療には医療機関での診断が必要です。

すぐ受診すべき症状

以下がある場合は、早めに受診してください。

  • 発熱がある

  • 腰の痛み(左右どちらか)

  • 血尿

  • 痛みが強い

  • 数日で改善しない

  • 男性の排尿痛

  • 妊娠中の症状

👉 特に「発熱+腰痛」は腎盂腎炎の可能性あり

当院の排尿痛診療

横浜フロント脳神経外科・泌尿器科では、排尿痛に対して

  • 尿検査

  • 超音波検査

  • 必要に応じて膀胱鏡

  • PCR検査(性感染症)

などを行い、原因を正確に診断します。

排尿痛は「よくある症状」ですが、原因によっては重症化することもあるため早期診断が重要です。

よくある質問(FAQ)

排尿痛は自然に治りますか?

軽度の膀胱炎は自然軽快することもありますが、再発や悪化のリスクがあるため受診が推奨されます。

市販薬で治せますか?

一時的に症状が軽くなることはありますが、原因の治療にはなりません。

男性の排尿痛は危険ですか?

女性よりも重症疾患(前立腺炎など)の可能性があるため、早めの受診が必要です。

排尿痛と血尿がある場合は?

膀胱炎だけでなく、腫瘍の可能性もあるため必ず精査が必要です。

排尿痛でお悩みの方へ

排尿痛は、放置すると悪化する可能性があります。

  • しみる

  • 痛い

  • 違和感が続く

このような症状がある場合は、早めにご相談ください。

泌尿器科外来予約

排尿痛外来予約

監修者情報


小林 良祐(こばやし りょうすけ)

横浜フロント脳神経外科・泌尿器科副院長

・泌尿器科部長日本泌尿器科学会専門医

経歴弘前大学医学部卒業

横浜市立大学附属病院

茅ヶ崎市立病院

小田原市立病院

平塚共済病院

さがみ林間病院

横浜フロント脳神経外科・泌尿器科 副院長・泌尿器科部長

保有資格・所属学会日本泌尿器科学会

専門医日本泌尿器内視鏡

ロボティクス学会

腹腔鏡技術認定医日本がん治療認定医機構

がん治療認定医緩和ケア研修会

修了ボトックス講習

実技セミナー 修了

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