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キーンベック病(月状骨無腐性壊死・月状骨軟化症)【整形外科】

  • 5月1日
  • 読了時間: 3分

キーンベック病とは何か

・症状と進行の特徴

・原因と発症しやすい人

・検査と診断方法

・治療方法(保存療法・手術療法)



結論

手首中央の痛みや握力低下がある場合、キーンベック病の可能性があります。早期に診断し適切な治療を行うことで、進行を抑えられるケースが多くあります。


キーンベック病とは

キーンベック病は、手関節にある8つの手根骨のうち中央に位置する月状骨に血流障害が起こり、骨が壊死し、最終的に潰れて変形する疾患です。

月状骨は周囲を軟骨に囲まれているため血流が乏しく、虚血状態に陥りやすい特徴があります。そのため、一度血流が低下すると回復しにくく、徐々に変形が進行します。



症状

・手首中央の痛み(特に使用後に増悪)

・腫脹・握力低下

・手関節の可動域制限・手背中央の圧痛

初期では軽度の違和感のみの場合もあり、見逃されることがあります。



原因と病態

原因は明確には解明されていませんが、以下が関与すると考えられています。

・手の反復使用(職業・スポーツ)

・微小骨折(不顕性骨折)

・解剖学的要因による血流不足

青壮年男性に多いとされますが、女性や高齢者にも発症します。



進行

初期では血流障害のみで画像変化が乏しいことがありますが、進行すると以下の変化が起こります。

・骨密度の変化(硬化像)

・月状骨の変形

・扁平化・周囲関節への影響

進行すると不可逆的な変形に至ります。



検査・診断

レントゲン検査

・月状骨の硬化や変形の確認


治療

保存療法(初期)

・安静・ギプス固定または装具固定

・負担軽減

初期であれば進行抑制が期待できます。


手術療法(進行例)

橈骨短縮骨切り術月状骨への負担を軽減するため、橈骨の長さを調整する手術

骨移植術血流改善を目的とした骨移植(血管柄付き骨移植など)

月状骨摘出・腱球挿入壊死した骨を摘出し、腱をスペーサーとして使用

症状や進行度、年齢、活動性に応じて治療法を選択します。



当院の診療方針

・手外科領域に対応した専門的診断

・保存療法から手術まで一貫対応

・リハビリテーションによる機能回復支援

患者様の生活背景を踏まえ、最適な治療を提案します。



よくある質問

Q:自然に治ることはありますか

A:進行性疾患のため、放置による自然治癒は期待できません


Q:どのくらいで悪化しますか

A:進行速度には個人差がありますが、数ヶ月から数年で変形が進行する場合があります


Q:手術は必ず必要ですか

A:初期は保存療法で経過観察可能ですが、進行例では手術が検討されます


Q:放置するとどうなりますか

A:手関節の変形、慢性疼痛、可動域制限が残る可能性があります


受診の目安

・手首中央の痛みが続く

・握力が低下している

・手を使うと症状が悪化する

これらの症状がある場合は、早期の受診を推奨します。



ご相談・ご予約

手首の痛みを「使いすぎ」と判断せず、専門的な評価を受けることが重要です。当院では早期診断と適切な治療を提供しています。


クリニック情報

​THE YOKOHAMA FRONT BAYSIDE CLINIC

ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック

〒221-0835

神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地

THE YOKOHAMA FRONT 3階

(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)


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