残尿感とは?原因・危険なサイン・治療法を泌尿器科専門医が解説【横浜フロント脳神経・泌尿器科 小林副院長監修】
- 3 日前
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「トイレの後もスッキリしない」「まだ尿が残っている感じがする」このような症状は残尿感と呼ばれます。
残尿感は軽い違和感のこともありますが、前立腺肥大症・膀胱炎・神経障害・膀胱機能低下など、治療が必要な病気のサインであることもあります。
この記事でわかること
残尿感の正しい意味
男女別の主な原因
放置すると危険なケース
改善方法と治療
受診の目安
結論:残尿感は「排尿障害のサイン」です
残尿感は単なる違和感ではなく、
膀胱に尿が残っている(残尿)可能性 膀胱や神経の異常
を示すことがあります。
特に以下は注意が必要です。
尿が出にくい
何度もトイレに行く
夜間頻尿がある
男性で症状がある
放置すると尿閉や腎機能低下につながることもあります
残尿感とは?
残尿感とは、排尿後にも膀胱に尿が残っているように感じる状態を指します。
実際に尿が残っている場合もあれば、**感覚だけの異常(膀胱過敏)**であることもあります。
残尿感の主な原因
残尿感の原因は大きく4つに分類されます。
① 泌尿器系の疾患(最も多い)
前立腺肥大症(男性)

尿の通り道が狭くなる
排尿しきれない
残尿が増える
男性の残尿感の主原因
膀胱炎・尿路感染
炎症で膀胱が過敏になる
排尿後も違和感が残る
女性に多い
神経因性膀胱
膀胱の収縮がうまくできない
尿を出し切れない
② 神経系の異常
糖尿病による神経障害
脳梗塞
認知症
脊髄疾患
膀胱のコントロール障害
③ 筋肉・構造の問題
骨盤底筋の弱化(女性)

出産
加齢
排尿機能の低下
膀胱機能低下
加齢
長期間の排尿障害
④ 心因性(ストレス)
不安
緊張
排尿のコントロールが乱れる
自分でできる対処法
① 生活習慣の見直し
水分の取りすぎ・不足を調整
カフェイン・アルコールを控える
体を冷やさない
② 骨盤底筋トレーニング
女性に特に有効
排尿筋サポート
尿漏れ予防にも有効
③ 医療機器(最新治療)
骨盤底筋トレーニングチェアBIJIRIS(ビジリス)
座るだけで筋力強化 継続しやすい
医療機関での検査と治療
残尿感の原因を調べるためには検査が重要です。
主な検査
尿検査
超音波検査(残尿量測定)
血液検査
必要に応じて膀胱機能検査
主な治療
前立腺治療薬(男性)
膀胱機能改善薬
感染症治療(抗生物質)
リハビリ・骨盤底筋治療
手術(重症例)
受診の目安
以下の場合は受診をおすすめします。
残尿感が続く
尿が出にくい
頻尿を伴う
夜間何度も起きる
男性の症状
症状が悪化している
当院の残尿感診療
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科では、
残尿量の正確な測定
原因別診断
個別最適な治療提案
を行っています。
「スッキリしない」を解決します
よくある質問(FAQ)
残尿感は自然に治りますか?
軽症は改善することもありますが、多くは原因の治療が必要です。
男性の残尿感は危険?
前立腺肥大の可能性が高く、放置は危険です。
女性でも残尿感は起こりますか?
はい。膀胱炎や骨盤底筋低下で起こります。
ストレスでも起こりますか?
はい。心因性の場合もあります。
残尿感でお悩みの方へ
残尿感は、放置すると悪化することがあります。
いつもスッキリしない
トイレが近い
尿が出にくい
その症状、治療できます。
監修者情報
小林 良祐(こばやし りょうすけ)
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科副院長
泌尿器科部長日本泌尿器科学会専門医
経歴弘前大学医学部卒業
横浜市立大学附属病院
茅ヶ崎市立病院
小田原市立病院
平塚共済病院
さがみ林間病院
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科 副院長・泌尿器科部長
保有資格・所属学会日本泌尿器科学会
専門医日本泌尿器内視鏡
ロボティクス学会
腹腔鏡技術認定医日本がん治療認定医機構
がん治療認定医緩和ケア研修会
修了ボトックス講習
実技セミナー 修了





