食物アレルギー【小児科】
- 4月24日
- 読了時間: 3分
食物アレルギー
赤ちゃん・子どもの食後の発疹や咳は注意が必要です
食物アレルギーとは、食べ物に含まれる成分に対して免疫が過剰に反応し、皮膚・呼吸器・消化器などに症状が出る病気です。
特に乳幼児期に多く、早期の診断と適切な対応が重要です。

年齢別によくある原因食物
0歳(乳児)
鶏卵
牛乳
小麦
1歳頃
ナッツ類
魚卵(特にいくら)
落花生(ピーナッツ)
2〜3歳頃
えび
かに

食物アレルギーの症状
多くは食後5分〜30分以内に症状が出ます。
皮膚症状(最も多い)
かゆみ
じんましん
顔や体の赤み
腫れ
呼吸器症状(重要)
咳
ゼーゼー
呼吸困難
くしゃみ
顔色不良
消化器症状
吐き気
嘔吐
腹痛
下痢
血便
粘膜症状
目の充血
涙
まぶたの腫れ
口の違和感
アナフィラキシーとは
食物アレルギーが重症化すると、
顔色不良
意識がぼんやりする
血圧低下
呼吸困難
など、命に関わる状態になることがあります。
この場合は救急対応が必要です。
診断で大切なこと
問診が最重要です
以下を確認します:
何を食べたか
食後何分で症状が出たか
毎回起こるか
どのくらいの量で出るか
加熱で変わるか
例:卵アレルギー
生卵で症状あり
加熱卵は食べられる
卵ボーロは大丈夫
など、細かい評価が重要です。
必要最低限の除去食とは
食物アレルギーでは、全部除去するとは限りません。
必要最低限の除去とは:
原因食物そのものを避ける
食べられる量までは摂取する
加熱など調理条件を調整する
過剰除去は栄養面でも不利益があります。
検査について
血液検査(IgE)
アレルギーの引き金となる抗体を調べます。
ただし、
数値が高い=重症ではない
陽性=必ず症状が出るではない
ため、あくまで参考指標です。
食物経口負荷試験
基幹病院などで、安全管理のもと少量ずつ食べて確認する検査です。
目的:
本当にアレルギーか確認
食べられる量を確認
自宅で試すのは危険です
病院で行う検査を自己判断で真似することは危険です。
治療について
成長で食べられるようになる食物
卵
牛乳
小麦
は年齢とともに改善することがあります。
改善しにくい食物
甲殻類
果物の一部
そば
ナッツ類(くるみ等)
は長く続くことがあります。
日常生活で大切なこと
外食時の原材料確認
誤食予防
園・学校への共有
緊急時対応の準備

エピペンが必要な方
重症アレルギー歴がある場合、
エピペン携帯
抗ヒスタミン薬
医師の指示書
などが必要になります。
受診の目安
早めの受診
食後に発疹が出た
毎回同じ食材で症状が出る
離乳食開始後に症状が出た
緊急受診
呼吸苦
顔色不良
意識低下
繰り返す嘔吐
当院の対応
食物アレルギー診断
IgE検査
除去食指導
エピペン相談
専門病院紹介(負荷試験)
よくある質問(Q&A)
Q1. 卵アレルギーでも卵ボーロは食べられますか?
加熱状態により異なります。個別判断が必要です。
Q2. 血液検査だけで確定しますか?
確定はできません。症状との総合判断です。
Q3. 離乳食は遅らせた方がいい?
自己判断で遅らせず、医師と相談してください。
Q4. 少しずつ慣らせば治りますか?
必ず医師指導のもとで行います。
Q5. ナッツアレルギーは治りますか?
長く続くことが多いです。
Q6. 学校給食はどうすれば?
診断書や指示書で個別対応します。
クリニック情報
THE YOKO BAYKiDs
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック小児科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





