蕁麻疹(じんましん)【皮膚科】
- 4月30日
- 読了時間: 4分

原因・症状・治療を徹底解説すぐ消える発疹の正体
ザ・ヨコハマフロントベイサイドクリニック
公開日:2026.04.30監修:ザ・ヨコハマフロントベイサイドクリニック
■この記事でわかること
蕁麻疹が出る仕組み(ヒスタミンの正体)
急性・慢性の違い
よくある原因と見逃しやすい誘因
正しい治療と薬の考え方
受診すべきタイミング
■結論:蕁麻疹は「原因不明でも治療できる」
蕁麻疹は、
数分〜24時間以内に消える皮膚の腫れ(膨疹)
が特徴の疾患です。
特に重要なのは
原因が特定できないことも多い
それでも薬でコントロール可能
放置すると慢性化することもある
「原因探し」より「症状コントロール」が重要です
■蕁麻疹とは?(仕組み)

私たちの皮膚の中には「肥満細胞(マスト細胞)」という細胞があります。
この細胞が刺激を受けると
ヒスタミンが放出される
毛細血管が広がる
血液成分が外に漏れる
皮膚が腫れる(膨疹)
神経が刺激されかゆくなる
これが蕁麻疹の正体です
■蕁麻疹の症状
ミミズ腫れのような盛り上がり(膨疹)
赤み(紅斑)
強いかゆみ
数時間で消える
出たり消えたりを繰り返す
■急性と慢性の違い
種類 | 期間 | 特徴 |
急性蕁麻疹 | 4週間以内 | 原因が比較的わかる |
慢性蕁麻疹 | 4週間以上 | 原因不明が多い |
慢性は約7割が原因不明と言われています
■蕁麻疹の原因・誘因
●食品
そば・エビ・カニ
サバ・マグロ
果物・香辛料
添加物(防腐剤・着色料)
●薬剤
抗生物質(ペニシリン・セフェム系)
解熱鎮痛剤
降圧剤
●物理刺激
摩擦(衣類・マスク)
寒さ・暑さ
日光
圧迫
●発汗
入浴
運動
緊張(ストレス)
●その他
感染症
疲労
ストレス
ポイント複数の要因が重なって発症することが多い
■原因がわからない理由
慢性蕁麻疹では
IgE検査(RAST)
血液検査
を行っても
原因が特定できないケースが多い
これは、
「体の反応の問題(過敏状態)」であることが多いためです。
■蕁麻疹の治療
●基本治療:抗ヒスタミン薬(内服)
ヒスタミンの働きを抑える薬
かゆみ軽減
発疹抑制
●治療のポイント
毎日継続して飲むことが重要
症状が出てからでは遅い場合あり
●効果が弱い場合
薬の種類を変更
複数併用
薬の相性で効果が変わることが多い
■やってはいけないNG行動
掻く(悪化)
熱い風呂
アルコール過多
睡眠不足
ストレス放置
■日常生活での対策
刺激の少ない生活
規則正しい睡眠
ストレス管理
発汗後は冷やす
ゆったりした服装
■受診の目安
以下はすぐ受診
毎日繰り返す
1週間以上続く
かゆみが強い
顔や喉の腫れ(要注意)
呼吸苦(緊急)
■よくある質問
Q. 蕁麻疹はうつる?
→ うつりません
Q. 原因がわからないと治らない?
→ 治療可能です
Q. ストレスで出る?
→ 非常に多いです
Q. 一度出ると繰り返す?
→ 慢性化する場合あり
■まとめ
蕁麻疹はよくある皮膚疾患ですが、
原因不明でも治療できる病気です
むしろ重要なのは
症状を抑えること
悪化要因を避けること
適切な薬を使うこと
■ザ・ヨコハマフロントベイサイドクリニックの診療
当院では、
急性・慢性の鑑別
必要な血液検査
抗ヒスタミン薬の最適調整
生活指導・再発予防
までトータルで対応しています。
繰り返すじんましんでお困りの方はご相談ください

経歴
東海大学医学部医学科卒業後
横浜市立大学附属市民総合医療センター
東邦大学医療センター大森病院皮膚科入
大学病院では、アトピー・生物製剤専門外来(デュピクセント)、
美容・レーザー外来を担当。
その後、JCHO東京高輪病院
都立荏原病院皮膚科診療責任者
都立荏原病院皮膚科医長を経て、現在に至る。
アトピー性皮膚炎
尋常性ざ瘡(にきび)
尋常性疣贅(いぼ)治療を得意とする
資格・所属
日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医
指導医日本美容皮膚科学会 正会員日本皮膚病理組織学会
正会員ボトックスビスタ® 認定医ジュビダームビスタ® 認定医
医院長 黒沼 亜美(皮膚科医)
クリニック情報
THE YOKOHAMA FRONT BAYSIDE CLINIC
ザ・ヨコハマフロント・ベイサイドクリニック
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)





