頸椎椎間板ヘルニア 【脳神経外科】
- 5月5日
- 読了時間: 3分


横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
整形外科・脊椎外来
公開日:2026年5月1日
監修:市村 真也(脳神経外科専門医・医学博士)
結論
頸椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出して神経を圧迫することで、首・肩・腕に痛みやしびれを引き起こす疾患です。早期に適切な診断と治療を行うことで、多くのケースで改善が期待できます。
頸椎椎間板ヘルニアとは
脊椎(背骨)は複数の骨(椎骨)が連なって構成されており、その間にある椎間板がクッションの役割を担っています。
椎間板は弾力性を持つ構造ですが、加齢や負荷により変性すると内部の組織が外へ突出し、神経を圧迫することがあります。これを頸椎椎間板ヘルニアと呼びます。
症状
主な症状
・首の痛み・肩〜腕にかけての痛み・腕や手のしびれ・筋力低下(物を持ちにくい)

進行すると
・指の細かい動作障害・握力低下・強い神経痛
※脊髄が圧迫される場合は、歩行障害などが出ることもあります
原因と発症しやすい人
・加齢による椎間板の変性・長時間のデスクワーク・姿勢不良(猫背・ストレートネック)・スポーツや外傷
30代〜50代に多いですが、若年層でも発症します。
病態(なぜ痛くなるのか)
椎間板の内部(髄核)が外へ突出↓神経根または脊髄を圧迫↓炎症・神経障害↓痛み・しびれ発生

神経が押されることが本質
検査・診断
診察
・痛みやしびれの範囲
・筋力低下
・反射異常
画像検査
・レントゲン:骨の配列
・MRI:ヘルニアの位置・神経圧迫(最重要)
治療
保存療法(基本)
・内服薬(鎮痛薬・神経障害性疼痛薬)
・リハビリテーション
・姿勢改善指導
注射治療
・神経ブロック・炎症抑制
手術療法(重症例)
・神経の圧迫除去
・椎間板摘出術など
※保存療法で改善しない場合に検討
院の診療方針
当院では頸椎由来の痛みに対して、原因を明確にした上で段階的に治療を行います。
・症状と画像の一致を重視
・過剰な手術回避
・保存療法を軸にした治療
・必要時は専門医療機関と連携
よくある質問
Q:自然に治ることはありますか
A:軽症例では改善することもありますが、症状が続く場合は治療が必要です
Q:手術は必ず必要ですか
A:多くは保存療法で改善します。手術は一部の症例です
Q:肩こりとの違いは何ですか
A:腕のしびれや電気が走るような痛みがある場合は神経症状の可能性があります
Q:放置するとどうなりますか
A:神経障害が進行し、筋力低下や慢性化のリスクがあります
受診の目安
・腕や手にしびれがある
・首の痛みが続く
・物を落としやすくなった
・痛みが強くなっている
これらの症状がある場合は、早期受診を推奨します。
ご相談・ご予約
首や腕の痛み・しびれは、神経の圧迫が原因のことがあります。当院では正確な診断と適切な治療をご提供します。

監修医師
市村 真也(いちむら しんや)脳神経外科専門医・医学博士
医療法人慶真会 理事長横浜フロント脳神経外科・泌尿器科川崎中央クリニック 院長
開成高校卒業慶應義塾大学医学部卒業
【資格・所属】
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医
・脊椎脊髄外科専門医
・日本脊髄外科学会認定医
・日本がん治療認定医
・日本神経内視鏡学会技術認定医
・日本医師会認定産業医
・日本医師会認定健康スポーツ医
・ドイツ医師資格・ドイツ脳神経外科学会正会員
・ヨーロッパ脳神経外科学会正会員
フジテレビ月9ドラマ「ヤンドク!」医療指導テレビ出演多数
クリニック情報
横浜フロント脳神経外科・泌尿器科
TEL:045-620-2610
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番地
THE YOKOHAMA FRONT 3階
(THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALL内)
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