妊娠中のRSVワクチン 2026:横浜市で無料接種、接種時期・効果・副反応について
- 4月13日
- 読了時間: 3分
結論
2026年4月より、横浜市では妊婦向けRSVワクチンの接種が無料になりました。推奨接種時期は妊娠28〜36週で、ワクチンにより新生児の重症呼吸器感染症の予防が期待されます。

RSVとは?
RSV(Respiratory Syncytial Virus:呼吸器合胞体ウイルス)は、乳幼児に肺炎や細気管支炎などの重い呼吸器感染症を引き起こすことがある、一般的なウイルスです。
ほとんどすべての子どもが2歳までに感染しますが、新生児は重症化するリスクが最も高い時期です。

② ワクチンの仕組み(母子免疫)
RSVワクチンの仕組みとは?
妊婦向けRSVワクチンは、母子免疫を目的としたワクチンです。
母親がワクチンを接種すると、
母体内で抗体が作られる
その抗体が胎盤を通じて赤ちゃんへ移行する
出生直後から赤ちゃんを守る効果が期待されます。
新生児の肺炎などを防ぐ効果がある
RSVワクチンの効果
ワクチンは新生児に対して高い予防効果を示します
医療機関での治療が必要となるRSV感染症を約50〜60%減少
重症例(入院が必要なレベル)を約70〜80%減少
臨床試験では、生後早期の重症RSV感染症を最大80%減少させる効果が確認されています。
③ 接種タイミング
妊婦はいつRSVワクチンを接種すべきですか?
推奨される接種時期
妊娠28週〜36週
💡 特に重要ポイント
早すぎると効果が弱い
出産直前だと抗体が十分に移行しない
30〜32週が実臨床ではよく推奨される
横浜市での費用(2026年最新情報)
2026年4月以降 → 無料(公費による定期接種の対象)
2026年以前 → 約3〜4万円の自己負担
👉 定期接種化により実質“無料化”
④ 副反応
RSVワクチンの副反応
多くの副反応は軽度〜中等度です
接種部位の痛み、赤み、腫れ(約40%)
疲労感、頭痛、筋肉痛(約20〜30%)
重篤な副反応はまれで、出生時の合併症の増加は報告されていません。
RSVワクチンは安全ですか?
現在のエビデンスでは:
先天異常の増加は認められていません
新生児の合併症の増加は認められていません
高い安全性が確認されています
ただし、妊娠に関連する健康上の問題(例:高血圧など)がある方は、事前に医師へご相談ください。
なぜこのワクチンが重要なのか
新生児におけるRSV感染は、以下の原因となることがあります:
細気管支炎
肺炎
入院
RSVワクチンは、出生直後の新生児を守るための、初めての有効な予防手段のひとつです。
医師の視点
RSVワクチンは、予防医療における大きな転換点となるものです。
これまでは出生後に病気を治療することが中心でしたが、現在では赤ちゃんが生まれる前から感染症を予防し、守ることが可能になりました。
多くの妊婦さんにとって、これは妊娠中に受けられる予防医療の中でも、特に大きな意義を持つ取り組みのひとつです。
まとめ
RSVワクチンは、2026年から横浜市で無料(公費接種)の対象となりました
推奨接種時期:妊娠28〜36週
重症化を70〜80%予防
副反応は一般的に軽度です
クリニック情報
THE YOKOHAMA FRONT CLINIC MALLYokohama, Japan
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